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閾値を超えたらアラートを発生させる
監視の値が一定の閾値を超えたら、警告を発するのは監視の基本です。
主なものはCPU高使用率が長時間続いたとき、ディスク/メモリの使用率が高くなったときでしょう。
モジュールにある警告状態の最小値・最大値は、警告を発生させる範囲の値です。
例えばCPUが90%に達したらアラートを発生させたいなら、最小値は90、最大値は0(制限なし)とします。
ディスク空き容量率が10%以下になってアラートを発生させたいなら、最大値が10、最小値は0となります。
ディスク容量を例にします。
ディスク容量監視の値は使用率と空き容量率の2種類です。
もちろん空き容量の場合は値が小さくなったら警告を出し、使用率は大きくなったら警告を出します。
ディスクの空き容量が小さくなったら警告を出す
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監視値が30を下回ったら警告を出します。
警告状態 最大値 30 最小値 0
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ディスクの使用率が大きくなったら警告を出す
CPU使用率やディスク使用率などのように、数字が大きくなったら警告を発生させたければ、警告状態をこのように設定します。
最小値 70 最大値 0(無制限)
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監視値が70を超えたら警告を出します。
※画像の監視パラメータはLinuxの空き容量の取得方法です。つまりこの監視では空き容量が大きくなったら警告を出します。
「条件の反転」で、条件範囲を外れたら警告を出す
「条件の反転」をチェックすれば、指定した範囲を外れたらアラートを発生させられます。
最小値 30 最大値 70 条件の反転
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30を下回るか、70を超えると警告を大増。
温度警報など、中間を保たなくてはならない場合などに使います。
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